マンチェスター・バイ・ザ・シー

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素晴らしいヒューマンドラマでした177.png

ボストンで便利屋をしながら細々と暮らしていたリーは、兄が急死し、
葬儀やらあと始末のために故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってくる。
そこで知らされたのは、兄が遺言でリーを息子の後見人としていたこと。
戸惑うリー。

父親の死は16歳の少年にとってとても辛いことではあったけど、
それ以上にリーには、生涯癒えることのない辛い過去があった。
この街には住めない訳があったのです。

不器用な叔父と現代っ子の甥。
ときに衝突しながらも少しずつ距離を縮めていきます。
ふたりのやりとりはときに笑いを誘うところもあったりして微笑ましい。
この少年がいい子で観ていて救われます。

台詞は少ないのに、全身で諦観、孤独、そして優しさを醸し出す
ケイシー・アフレックが素晴らしくて気持ちが持っていかれました。
ケイシ―・アフレックはこの映画でオスカー主演男優賞を受賞してます。

マンチェスターの街で偶然出会った元妻とのぎこちない会話のシーンは名場面でした。ふたりの悲しみが、そして相手を想う気持ちに泣けて泣けて。。
ミッシェル・ウィリアムズがすばらしかった!!


どんなに辛い経験をしても、その事実は消えることはなくても、
生きていればわずかな光が見えてくる。癒されることがある。
ちょっと柔らかい表情になったリーを眺めながら、ああ、これは偶然ではなかったんだと気付いたら鳥肌がたってまた泣けてしまいました。

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by anan627 | 2017-05-19 15:01 | CINEMA | Comments(0)